新築戸建てのCO2排出50%削減へ プレハブ協

社団法人プレハブ建築協会(東京都千代田区)の住宅部会は、持続可能な社会の実現に向け環境行動計画「エコアクション2020」を策定、公表した。2020年に向けた環境行動目標のポイントは3つ。[1]新築戸建て住宅における「ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)」の普及を見据えCO2削減目標(50%削減)を設定。[2]既存住宅におけるCO2 削減・再資源化目標(窓断熱改修工事件数を2010年比2倍(3.8万件)、高効率給湯関連機器への改修および再生可能エネルギー利用システムの設置件数をともに同5倍(各6万件)に拡大)を設定。[3]持続可能な木材調達や緑化推進の「生物多様性保全」に関する取り組みの推進。これらの実践を進め低炭素社会の構築を実現していくとする。【新建ハウジングWEB:2012/6/7】

【独り言】
平成23年に着工されたプレハブ住宅は126,770戸、全住宅834,117戸に占める割合は15.2%で、およそ7戸に1戸がプレハブ住宅となる。そんなものなのだ。「環境」という地球レベルの行動は、もっと大きな動きにならなければ焼け石に水で、挙句の果てにはコストアップを招き、アップ分の価格転嫁という危険性をはらんでいる。

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