住友林業および東日本ハウスが国土交通大臣認定の不適合施工

住友林業(株)が施工中の木造住宅(準耐火建築物)において、8月10日に公表した物件に加えて、国土交通大臣認定の仕様と異なる仕様で施工され、新たに建築基準法違反であることが判明しました。東日本ハウス(株)が施工した木造住宅(準耐火建築物)においても、国土交通大臣認定の仕様と異なる仕様で施工され、建築基準法違反であることが判明しました。他に同様の違反の疑いがある物件(住友林業(株)は1437件、東日本ハウス(株)は227件)について、今後、関係特定行政庁に情報提供し、調査依頼をします。国土交通省は、これらの案件について、特定行政庁で違反が確認されれば、早急に是正措置を講じるように指示します。【国土交通省:2012/8/24】

【独り言】
6月にアキュラホーム、そして8月に住友林業と東日本ハウスの不適合施工が発覚。・アキュラホーム 383件(HPより)・住友林業 木造軸組工法の3,524件および枠組壁工法(ツーバイフォー)の1,342件(HPより)・東日本ハウス 228件(HPより)。支店単位あるいは特定の担当者レベルのミスではなく、これだけの数字となれば全社あげての違反施工かもしれない。何のための大臣認定なのか。厳しい処分が必要だと思う。アキュラホームは早々に全件改修と発表していたが、他の2社はどのような対応を行うのだろうか。まさか違反施工した工法で大臣認定を取り直し、お茶を濁すなんてことはないだろうか。誰もが命がけで取得したマイホーム。該当ハウスメーカーには誠心誠意、十二分なまでの対応が求められる。

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