非一級建築士による一級建築士詐称について

今般、偽造の免許証の写しにより、一級建築士と詐称していた事案が判明しました。今後、当該者が関与した建築物の安全性の検証を関係特定行政庁を通じて進めてまいります。【国土交通省:2012/9/4】

【独り言】
9名の“にせ”一級建築士のなりすまし事案。まさに耳を疑うニュースだけれども、今回がはじめてではなく、これまでに何度も同様のことが起こっている。なしすましで業務が行われていた案件もあるとの発表。9名の中のひとりは積水ハウスの元社員で、約760件の設計や工事監理に携わっていたことが判明。偽造した1級建築士の免許証を提出して積水ハウスに入社し、1996年から2002年まで神奈川県内の支店に勤務、アパートなどの設計や工事監理の業務を担当していたとのこと。偽造を見抜けず採用して業務にあたらせた積水ハウスには大いに責任があるはず。もはや大手ハウスメーカーだからといって信頼できる時代ではない。

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