地鎮祭(ぢちんさい)

建築工事を着工する際に、土地の神様に許しを請う儀式のこと。「とこしずめのまつり」が正式な読み方。地祭(ぢまつり)ともいう。

土地の神様である大地主神(おおとこぬしのかみ)に対して、土地を傷つけ、以降数十年に渡り土地を使用させてもらうことの事情を述べて許しを請う。神道のみならず、仏教、キリスト教などでも行われる。所要時間は約30分程度。

【地鎮祭の流れ】
・降神の儀(こうしんのぎ)⇒神様をお迎えする儀式。神主が「うぉー」という声を発して行う。
・献饌の儀(けんせんのぎ)⇒御供物と初穂料(玉串料)を神様に献じる儀式。
・祝詞奏上(のりとそうじょう)⇒神主が工事の内容を神様にお伝えして工事の安全を祈願する儀式。
・鍬入れの儀(くわいれのぎ)⇒施主・施工者・設計者により鍬・鋤(すき)・鎌(かま)を使い工事の開始を表す儀式。
・撤饌の儀(てっせんのぎ)⇒献饌の儀とは逆に御供物と初穂料を下げる儀式。
・玉串奉奠(たまぐしほうてん)⇒榊(さかき)に御幣を配した玉串を神様に捧げて祈願する儀式。
・昇神の儀(しょうしんのぎ)⇒降神の儀とは逆に神様をお帰しする儀式。神主が「うぉー」という声を発して行う。
・直会(なおらい)⇒神酒拝戴ともいう。神様にお供えしたお神酒を頂戴する儀式。

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