三井ホームが施工した木造住宅(準耐火建築物)に国土交通大臣認定の不適合施工

三井ホーム(株)が施工中の木造住宅(準耐火建築物)において、国土交通大臣認定の仕様と異なる仕様で施工され、建築基準法違反であることが判明しました。同社及び関連会社が施工した同様の違反の疑いがある2,942件について、今後、関係特定行政庁に情報提供し、調査依頼をします。国土交通省は、これらの案件について、特定行政庁で違反が確認されれば、早急に是正措置を講じるように指示します。【国土交通省:2012/9/4】

【独り言】
アキュラホーム、住友林業、東日本ハウスに続き、三井ホームにも国土交通大臣認定の不適合施工が発覚。三井ホームの発表では「現施工法にて性能上問題ないことを確認したうえで、新たな大臣認定を取得すべくすみやかに手続きを行います。」とのこと。現認定通りにやり替えるのがスジだろうに、施主を馬鹿にした話だと思う。受注ベースでの坪単価は業界でも1、2を争うほど高額、2×4のトップメーカーとして、ゆるぎない高級イメージをつくり上げてきた三井ホーム。先達が築いてきたブランドはこうして守られていくのか。

⇒住宅業界ニュースへ